今日(2007.1.12)の朝刊にあったツボカビに関して。VOL.5(2/14更新)
 
ツボカビは、人に感染することはありません。
長い間(5週間以上)、カエルを飼育していて何も問題がなければ、いつも通り飼育を続けてください。
こちらもご覧ください
カエルのツボカビを学ぶ講習会のお知らせ
ツボカビに感染したカエルは、
食欲不振、沈鬱などの他の病気と区別がつかない症状で始まり、症状が進行するにつれて縮瞳、筋協調不能、縮こまった独特な姿勢、立ち直り反射の消失、開口、広範な皮膚の脱落などが現れ、発症してから2〜5週で死亡します。ただし、全てのカエルが同じような症状を示すわけではありません。実際、感染してから3〜4日で死亡したり、カエルの種類によっては表面に大量の粘液が分泌されるものもありますし、全く見た目に異常に気がつかない場合もあります(突然死)。
(WWF ジャパン ホームページより=元データーは麻布大学でした)
 
飼育しているカエルに、ツボカビの感染が疑われるときは、専門家による検査もできます。
万一、感染していた場合には、治療もできますし、有効な消毒方法もあります。
引き取りを行っているところもありますので、どんなことがあっても、野外に放すことは
しないでください。
 
ワイルドスカイでは、USやEUでの事例を5年以上前から聞いていたので、従来よりヤドクガエルはごく限られた信頼できるところからのみ仕入れています。
いまいるヤドクカエルはすべて素性と最短でも過去六ヶ月間の経過を把握しており外見に異常はなく健康に見えます。
また、在庫中のカエル(ヤドク以外も)にもツボカビの症状はなく、元気です。
(しかし念のため、1月10日に在庫しているカエル全種のサンプル採取をしまして、
専門家に調査を依頼しています。結果は10日くらい後にわかるそうです。)
 
ツボカビに関しては、
麻布大学のホームページ
WWFジャパンのホームページ
などに詳しい解説があります。